中国の子どもはどうやって英語を学習しているか

コラム
05 /22 2018
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英語の必修化が低学年にも広がり、
いよいよすべての子どもが早くから英語を
学ぶ時代に入っていきます。

しかし海外を見渡すと、日本はどちらかというと後発組。

アジアの国々の中には、さらに積極的に英語学習を
おこなっている国があります。

今の子どもは、私たち以上に世界を舞台に
戦わなくてはいけません。

日本だけでなく、世界の英語学習事情を
眺めていきたいと思います。


本日は「中国」に焦点を当てます。

中国の英語教育は一体どのようになっているのでしょうか。


日本では2011年に小学校の英語教育が始まりました。
中国では、それより10年も早い、2001年から
初等教育における英語の学習を始めています。

小学3年生からの学習も
早い時期から取り入れています。


また、求められる勉強量も大きく違います。


日本では、一般的に「中学校卒業」までに
1200語程度を求められます。

中国では、「小学校卒業」までに
約1600語を求めるところもあるそうです。


このようにグローバル人材を育てるべく
英語教育に取り組む中国ですが、
今、ITの技術が急速に進むなか、
英語教育に新たなトレンドの波が来ています。

それは、オンライン教育です。

子ども向けに英語教育サービスを提供する中国の会社に
「VIPKID」というベンチャー企業があります。

中国の子ども20万人と北米のネイティブ英語教師2万人を
オンライン上で1対1でつなぎ、オンライン英会話を実施しています。


「VIPKID」の成長はすさまじく、ある調査会社のリサーチでは、
中国の子ども向けオンライン英語教育の市場規模は
2017年、約470億円と見られていましたが、
VIPKID1社でこの予測を超えてしまいました。

「VIPKID」の2017年の売り上げは
約850億円にもなっています。


なぜ、「VIPKID」はこれだけ
急速に成長しているのでしょうか?


それは海外へ留学する子どもの増加と、
英語教育の低年齢化と考えられています。


中国からアメリカの高等教育機関への留学者数は
過去10年平均年率18%で成長し、
2015年には32万9000人にのぼっています

同じように小学校、中学校のうちから留学をする
子どもも右肩上がりに増加しています。


なんと、アメリカの外国人学生の3分の1は、中国人なのです。

「ネイティブの国で英語を学びたい」

そのような親や子どものニーズとITの普及、
これらの要因が、今中国でオンライン英会話の
市場を爆発的に拡げているのです。


以上、中国の英語学習事情を駆け足で見てきました。


一方で日本の留学生数はというと……

大学院生までの留学生の合計が
2005年に3.9万人だったものが2015年には
1.9万人と2万人も減少しています。


グローバル化の世界では、競争が激化しますが、
同時に世界に羽ばたくチャンスも増えていきます。

子どもたちには英語を好きになってもらい、
積極的に留学するなど、早いうちから
世界を知る経験をしてもらいたいと思います。

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